ロッジ ヴィンテージ スキレット を解き明かす(2017.11.08)
デッドストックのロッジのスキレットを入手しました。
刻印は、「7SK 8-B MADE IN USA D1」です。
製造された年代ですが、まずロッジのエッグロゴ(スキレットに目玉焼きがのったロゴ)がまだ製品に刻印されていない時代なので1987年以前ということが分かります。
さらに、ヒートリングの9,12,3時の位置にノッチがあるので1940年代以降ということも分かります。(それ以前のものは12時の位置に1箇所のみ)
さらにさらに、「MADE IN USA」の刻印があるので1960年代以降のものだということがわかります。(この時代、法改正で製造国を刻印するようになったため)
なので製品から判断される製造年は1960年代~1987年です。
ただ今回はデッドストック品なので商品説明書もついています。
この商品説明書にはエッグロゴが使用されています。
エッグロゴが誕生したのは1973年ですので少なくともそれ以降の製品であるということが分かります。
ですので、製造年は1973~1987年ということになります。
ここからは推測ですが、1987年以降はおなじみのエッグロゴが刻印され始めますので、その直前の製品で売れる見込みがないと判断されどこかの倉庫にでも眠っていたものではないかと思います。
ちなみに今回の購入価格は税込み3500円です。
というか、こんなデッドストック品が3500円は安すぎですが。
本国のヴィンテージフライパンを販売しているサイトでは、ニアミントで125ドルとあるので、もしデッドストックがあったらいくらになるんでしょうね。